★★★お手伝いさん宇宙人詳細情報★★★

●詳細データ

【宇宙人名】フラットウッズ・モンスター(Flatwoods Monster)
      3メートルの宇宙人

【UFO乗組員の種別】怪物型

【現れた場所】アメリカ合衆国ウェストバージニア州ブラクストン郡フラットウッズ

【出現日時】1952年9月12日午後7時15分すぎ(日没の30分後)

【目撃者および目撃犬】〔定説=中村省三氏の説(海外情報とほぼ一致)〕
           ・エディ・メイ Eddie May(男13歳)
           ・フレディ・メイ または フレッド・メイ Freddie May(男12歳。
            フラットウッズ・モンスター研究家Feschino氏の説だと…男11歳)
           ・キャスリン・メイ Kathleen May(エディとフレディの母親。町の美
            容師)
           ・ニール・ナンリー Neil Nunley(男14歳)
           ・ロニー・シェーバー Ronnie Shaver(男10歳)
           ・トミー・ハイアー Tommy Hyer(男10歳)
           ・ユージン・レモン Eugene Lemon または Gene Lemon(男17歳。
            州兵)
           ・犬1頭 Lemon's dog(ユージン・レモンの愛玩犬)

           〔南山 宏氏の説〕
           ・エドワード・ヒル または エドワード・メイ(男13歳。昭和40
            年代の著作ではヒル、昭和50年代の著作ではメイとなっている)
           ・エドワードの弟
           ・キャスリーン・ヒル または キャスリーン・メイ(エドワードとそ
            の弟の母親)
           ・コール・ナンリー(少年)
           ・ロニー・シェーバー(少年)
           ・トミー・ハイヤー(少年)
           ・ジーン・レモン(ヒル宅の近所に住むバージニア州兵部隊の隊員)
           ・犬1頭(ジーン・レモンの愛玩犬。名前はジョン)

           〔矢追純一氏の説(南山 宏氏の説と類似)〕
           ・エドワード・ヒル(少年)
           ・近所の友達(人数不明)
           ・大人2人
           ・目撃者の愛玩犬(頭数不明)

           〔並木伸一郎氏の説〕
           ・エドワード少年らと大人2人
           ・犬(頭数不明)

           〔中岡俊哉氏の説〕
           ・4人の少年

【身長】3〜5メートル
    重要な目撃者のうちの数人と会見し、大いなる情熱で10年間“フラットウッズ・モン
    スター”の謎と不思議を追い求めている…好奇心旺盛な才能溢れる芸術家Feschino氏
    (Frank Feschino Jr.)は…12フィート(約3メートル60センチ)説を唱えている。
    
【服装】緑色がかった不気味な服(修道女が着ている服に似ている)を全身にまとっていて、そ
    れが体から垂れ下がっていた(故に脚部が見えない)。頭には先端が尖り、スペードの
    エースのような形をしたフードをかぶっていた。懐中電灯の光を浴びるとギラギラ光る。

【胴体】大男のように巨大

【頭部】一種の透明ヘルメットをかぶっているように見えた。そして、顔のところに大きな丸い
    窓のようなものがあり、そこから青みがかった二本の光線を発していた。

【目】2つある。ものすごく大きい。突き出ている。緑がかったオレンジ色をしていて、暗闇の
   なか、凶暴な野獣のようにらんらんと輝いていた。

【顔色】血のように真っ赤

【顔のかたち】丸い(ほとんどまんまる)

【腕】やせ細っている

【指】左右の手にそれぞれ3〜4本(3本説が有力)。

【爪】カギ爪

【足】謎

【体臭】かなり強い(嗅ぐと、目が潤む、鼻がヒリヒリする、強い吐き気などの症状が起こる)。
    宇宙人の周囲から70メートル以上離れれば安全(臭わなくなる)。硫黄臭、金属悪臭、
    ガス臭、嗅ぐと具合が悪くなってしまう刺激臭…と、臭いの例えは人によってさまざま。

【移動音】シューッ

【正体】謎。宇宙人説、野生動物(メンフクロウ♀)説、宇宙ロボット説、ロケット説などあり。

【宇宙人のそばに着陸していたUFOの特徴】平たい銀貨型。その物体は大きな火の玉のようで、
                     石炭の塊が微かに輝くようにゆっくりと脈動して
                     いた。その脈動しているUFOは直径が七・五メ
                     ートル程度で、高さが一・八メートルほどだった。
                     光の脈動につれて、かすかな鼓動音と蒸気の噴出
                     するような音が聞こえた。

【事件が起きたのと同時刻に目撃されたUFO】五機のUFOが低空を飛行。一機だけはうんと
                      離れていたが、他の四機は八キロ程度の間隔を
                      保っていた。そのうちの二機が着陸し、一機は
                      空中分解したという。また一機は飛行中に進路
                      を転じた。

【ふるまい】全身から異臭(吐き気をもよおしそうな臭い)のする霧状ガスを放ちながら、木の
      下側にある枝の下に立っていた(浮遊していた)。目撃者たちを確認すると、地面
      の上をふわふわ浮かびながら、シューッというかん高い音を立てて、ゆっくりと目
      撃者たちのほうに近づいてきた。恐ろしくなった目撃者たち(犬を含む)は一目散
      に丘を駆けくだって逃げ去った。1時間後、武装した村人たちが事件現場を訪れる
      と、宇宙人とUFOは姿を消していた…かすかな異臭を放つ霧状のガスを残して!
      また、宇宙人の立っていた場所付近の地面からは、草が円形におしつぶされた痕跡
      と、二本の平行な溝とが見つかった。

【遭遇後の目撃者たちが起こした症状】メイ夫人はヒステリー状態になり、何人かの少年はショ
                  ックでおびえ、ショックの治療を受けた。他の者は悪臭
                  のために何時間も吐き気がした、もしくは吐きつづけた。

【事件を詳しく調査した人物】故・アイヴァン・サンダーソン博士(Dr. Ivan T. Sanderson)
              アメリカの著名な動物学者で、UFOなどの不思議現象の研究家
              として有名。考古学にも造詣が深い。「オーパーツ(ooparts)=
              場違いな工芸品(out-of-place artifacts)を略した造語」とい
              う用語の原形、「オープス=場違いな事物(out-of-place things)
              の略語」の名付け親。また、オーパーツ研究のパイオニアであっ
              た〔有名な業績:南米コロンビアの首都ボゴダ付近の古代の王の
              墓から出土した、「黄金デルタ翼機(西暦500年〜800年頃、
              コロンビア最北部で栄えたシーヌ文化の産と考えられている)」
              のオーパーツ性に初めて着目した(1969年の出来事)〕。

●Flatwoods Monster 関連画像〔画像をクリックすると拡大表示されます〕

目撃した少年たち 7人の目撃者

宇宙怪物を目撃した人びと

オリジナルお手伝いさん

目撃者のうちの3人が描いた宇宙怪物の上半身

謎のジェントルマン

宇宙怪物とコンタクトしてるっぽい謎のジェントルマンのイラスト

目撃現場とお手伝いさんの絵

宇宙怪物が現れた場所


●国内情報〔その1〕

〈目撃例〉
 一九五二年九月一二日。ウエストヴァージニア州で、少年(エドワード)と大人二人が目撃。
〈特徴〉
 ・オレンジ色に光る、大きな眼をしている。
 ・全身から悪臭(吐き気をもよおしそうな臭い)を漂わせている。
 ・頭部は真っ赤で体は緑色。
 ・空中(地上から数メートル)を浮遊していた。
 ・身長は三メートル以上。
【青春出版社「人類は地球人だけではなかった」矢追純一/著(1982年発行)より抜粋】

●国内情報〔その2〕

巨人系宇宙人

 一九五二年九月十二日の夕方、アメリカ・ウエストバージニア州フラットウッズで、四人の少
年が目撃したのがこのタイプ。身長が三メートル前後で、らんらんと光る目をもち、透明なヘル
メットをかぶっていたという。

掲載写真のキャプションに誤植あり。笑える!)
【二見書房サラ・ブックス54「世界のUFO」中岡俊哉/著(1975年発行)より抜粋】

●国内情報〔その3〕

三メートルの怪物宇宙人

「あっ、見ろ! 流れ星だ!」
 エドワードヒル(13)ほか五人の少年たちは、立ち話をやめて、ハッと、夕空を見あげた。

 まっ赤に輝く丸く平べったい発光体が、心もちかたむいたまま、すべるように近くの丘の頂上
めがけて降下していくのだ。

 一九五二年九月十二日の夕がた、アメリカ・ウエストバージニア州フラットウッズにおこった、
この奇怪な事件は、それが発端だった。

 丘の上に落ちたその発光体が、そのまま夕やみの中で、いつまでも赤く明滅しつづけているの
を見て、少年たちは顔を見あわせた。

「流れ星にしては、おかしいな。」
「じゃあ、飛行機が墜落したんだ。」
「きっと、空飛ぶ円盤だよ!」

 口ぐちに議論しあったが、けっきょく、
「円盤かどうか確かめにいこう。」
 ということになった。エドワードとその弟は、自宅にかけもどると、母親のキャスリーン・ヒ
ル夫人と、近所に住むバージニア州兵部隊の隊員ジーン・レモンをひっぱりだした。

「空飛ぶ円盤だなんて、バカバカしい。」
 はじめふたりは信じようとしなかったが、じっさいに、丘の上に光っている赤い物体を見ると、
まゆをひそめた。

 そこで一行は、丘に向かって出発した。総勢七人――レモン、ヒル夫人とふたりのむすこ、そ
れにコール・ナンリー、ロニー・シェーバー、トミー・ハイヤーの三少年――で、レモンの愛犬
が先頭にたった。

 すでに日はとっぷり暮れているので足もとがあぶない。一行は懐中電灯の光を頼りに、雑草の
おい茂る丘の中腹に登りつめた。

 前方からただよってくるうすいモヤに、さいしょに気づいたのは、いちばん早く登ったレモン
とナンリー少年だった。そのモヤは、ツンと鼻を刺激する臭気をもっていた。

 においがたえられぬほど強くなったとき、一行は茂みのむこう、草木がまばらになったあたり
に、問題の巨大な発光体を発見した。

 形はひしゃげた球体で、直径約八メートル。高さはおよそ二メートル。強烈な赤い光を、明る
く暗く脈打つように放っている。

 そして、その光の脈動につれて、かすかな鼓動音と蒸気の噴出するような音が聞こえてくる。

「なんと妙な物体だろう……。」
 一行は、二十メートルほど向こうのその発光体に完全に心を奪われていた。だから、だれひと
り、六メートルと離れていない右手の茂みの中の《それ》には、全然気づかなかった。

 とつぜん、レモンの愛犬が、その茂みにむかって毛をさかだて、激しくうなった。

「どうした、ジョン?」
 レモンが茂みの中に、懐中電灯の光をさしむけたとたん、ヒル夫人がキャッと悲鳴をあげた。

 そこには、身の毛のよだつような怪物が立っていたのだ!

 身のたけ約三メートル。一種の透明ヘルメットをかぶっているように見え、みどり色がかった
全身が、懐中電灯の光をあびて、ギラギラと光った。顔はほとんどまんまるで、血がしたたるよ
うに赤く、オレンジ色のつき出た両眼が、らんらんと輝いている!

 と、そのとき、怪物が動きだした。茂みに隠れて下のほうは見えないが、まるで宙に浮いてす
べってくるような動きかただ。

 同時に、シュ、シュッという音がして、はき気をもよおすようなにおいが、あたりにたちこめ
た。

「ウワーッ……。」
 レモンは懐中電灯をとりおとし、一行七人は、むがむちゅうで、あとをも見ずに丘をかけくだ
った。

 さいわい、怪物はあとを追ってはこなかった。

 ホッと胸をなでおろすと、かれらは保安官事務所に連絡した。

 だがあいにく、保安官も助手もるすだった。あとでわかったのだが、やはり飛行機の墜落を目
撃した、という電話があって、見当ちがいの地点へ急行していたのだ。

 たぶん、その墜落物体は、五少年が目撃したものと、同じ物体だったのだろう。

 事件の発生後三十分で、ボストンの新聞記者がかけつけてきたとき、少年たちはきょくどの恐
怖におびえきり、ヒル夫人はヒステリーをおこしていた。

 すぐに武装した住民の一隊が、レモンの案内で丘の頂上にむかった。

 現場には、あの強い刺激性のモヤがまだ残っていたが、怪物と赤い発光体の姿はなかった。そ
して発見されたのは、怪物が立っていたという地点に残っていた、かたいものがすべったような
奇妙な跡だけだった。

 しかし、その夜、たしかに、身の毛のよだつような怪物が目撃されたことは、だれも疑う者は
なかった。
*******************************************
注)《》でくくった文は、原文中、傍点がふられている箇所である。例えば――
             ヽヽ
   原文での表記が「その瞬間」である場合、
   ここでの表記は「その《瞬間》」となる。
【秋田書店「世界の円盤ミステリー」南山 宏/著(1984年改訂版)より抜粋】

●国内情報〔その4〕

いやなにおいの巨大な怪人
オレンジの眼と緑のからだ

 アメリカのウェスト・バージニア州では、飛来したUFOを追って丘に登った人たちが、いや
なにおいを出す、ひじょうに背の高い怪人を目撃している。
 一九五二年九月一二日の夕方、同州のフラットウッズという所で一三歳のエドワード・メイ少
年など五人の子供たちが、近くの丘に降下していく赤色に輝く発光体を見つけた。すぐ家にもど
り、お母さんや近所の州兵隊員ジーン・レモンさんにこの事を話し、七人で丘に登ってみたとこ
ろ、ひしゃげた球型の巨大な物体が着陸していた。
 その直径は八メートルばかり、高さ二メートルほどで、強い赤い光が脈うつように点滅してい
た。あたりには鼻を刺激するいやなにおいがたちこめている。さらに、六メートルぐらい離れた
茂みには、身の毛もよだつような怪人が立っていたのである。懐中電灯に照らされて浮かび上が
ったその姿は、全身緑色、顔が赤く、大きな二つの目はオレンジ色、透明なヘルメットをかぶり、
身長は約三メートルもあった。やがて、怪人は宙に浮くように動きだしたので、こわくなった七
人は、いちもくさんに逃げ帰ったという。


この事件の宇宙人

※UFOの形……………ひしゃげた球型
※目撃の状況…約六メートル離れた茂み
 から目撃
※姿…身長三メートルの怪人(全身緑色
 赤顔、オレンジ色の目)
※行動………………宙を浮くように動く

【小学館コロタン文庫4「UFO全百科」南山 宏/監修(1977年発行)より抜粋】

●国内情報〔その5〕

宇宙モンスターがウェストバージニアに出現

 身の丈が三メートルあまりで、頭部はまるでスペードのエースのような形をした怪物が、懐中
電灯の光のなかに浮かびあがった。僧侶のローブとマントを思わせる衣服で身をつつんでいる。
顔は血にように真っ赤な色をしていて、目から怪光線を放っていた。その恐ろしい怪物がふわふ
わと浮遊しながら近づいてくるのだ。

 宇宙生物との恐怖にみちた遭遇事件が一九五二年に、米ウェストバージニア州のブラクストン
郡で起きている。事件の舞台となったのは、フラットウッズという人工三〇〇人ほどの小さな町
だった。このため、宇宙生物はフラットウッズ・モンスターと呼ばれることになった。

 九月一二日の午後七時一五分ごろ、フットボール場で遊んでいた少年たちは、真っ赤に輝く丸
い物体が上空を横切って近くの丘へと降下していくのを目撃した。彼らはキャスリン・メイ夫人
の家に向かい、彼女を説得していっしょに丘へと探索に出かけていった。

 木立のあいだから、赤く脈動する光が見えた。メイ夫人、息子のエディとフレッド、そして他
のティーンエージャーたちはその光体から二〇メートルにまで接近していった。それは大きな球
体で、火のついた石炭の塊のようにかすかな輝きを放っていた。直径五メートル、高さ一・八メ
ートルほどの物体だった。

 あたりには濃い霧がたちこめている。そして、なんとも形容できない異臭のせいで、みんなは
目がうるみ、鼻がひりひりした。

 そのとき、ユージン・レモン(一七歳)が手にしている懐中電灯の明かりに、なにかが浮かび
あがった。一行についてきていたレモンの飼い犬がけたたましく吠えはじめた。見ると、犬は毛
をさかだてている。

 暗闇の中に、緑がかったオレンジ色の目が二つ光っていた。それは凶暴な野生動物を思わせる
目だった。

 彼らの前に出現したのは、大男のような胴体をもつ巨大な怪物だった。動物学者で、UFOな
どの不思議現象の研究家として有名なアイバン・サンダーソンは、目撃者たちから話を聞きだし
た。それによると、怪物は顔のところに大きな丸い窓のようなものがあり、そこから青みがかっ
た二本の光線を発していたという。

 怪物は地面の上に浮かんで移動しているように見えた。その際に、シューッという音をたてる
のが聞こえた。あたりにたちこめているガスで、みんなは吐き気をもよおした。

 怪物が接近してきたので、全員は恐ろしくなって一目散に丘を駆けくだった。ようやく安全な
所まで逃げのびたときには、メイ夫人はヒステリー状態になり、何人かの少年はショックでおび
え、残りの者は何時間も吐きつづけるというありさまだった。

 一時間後、保安官は志願者をつのり、ショットガンを携えて事件現場におもむいた。だが、丘
の上には怪物もUFOも存在しなかった。

 ただ、不快な臭いはかすかに残っていた。また地面からは、草が円形におしつぶされた痕跡と、
二本の平行な溝とが見つかった。

 この事件が起きたのと同時刻にUFOを目撃したという報告が何件も寄せられている。五機の
UFOが低空を飛行したというもので、一機だけはうんと離れていたが、他の四機は八キロ程度
の間隔を保っていた。そのうちの二機が着陸し、一機は空中分解したという。また一機は飛行中
に進路を転じた。

 米空軍の調査官は、目撃されたUFOは隕石だという結論をくだした。そしてフラットウッズ・
モンスターは、単に野生の動物を誤認したにすぎないとした。

 だが、サンダーソンはその晩、フラットウッズの上空をUFO編隊が飛行したという結論に達
している。UFOはどこかに故障を生じて一〜二機が着陸し、一〜二機が墜落、さらに一機が空
中分解したというのである。

 その原因について、サンダーソンは地球外の生物にとって地球の大気が有害だったためではな
いかと推測している。
【グリーンアロー出版社「宇宙人の死体写真集」中村省三/編・著(1989年発行)より抜粋】

●国内情報〔その6〕

描かれた異星人(記事タイトル)

(1)1952年9月12日夕
(2)米国ウェストバージニア州フラットウッズ
(3)丘の上に発光体が落下 州兵と少年7人が
   登ると 茂みから“光る目の巨人”が接近
   悪臭を放ったので逃げ帰ったという

   凡例 (1)目撃日時 (2)目撃場所 (3)状況

   画・依光 隆 氏
   資料提供・南山 宏 氏

(フラットウッズ・モンスターの迫力あるカラーイラストが掲載されている。必見!)
【文藝春秋デラックス「UFOと宇宙船」(昭和53年8月号)44頁より抜粋】

●国内情報〔その7〕

第二章 UFO事件史−−並木伸一郎氏

 各項の見出しの下の★・★★・★★★は、それぞれ、第一種・第二種・第三種接近遭遇の区分
を示しています。

一九五二年九月一二日

 フラット・ウッズの怪物 ★★★

 この日の夕方、アメリカ、ウェストバージニア州フラット・ウッズでのできごとである。平た
い銀貨のような物体が、光りながら丘に降りるのを目撃したエドワード少年らは、正体を確かめ
ようと大人二人を連れて出かけた。
 丘の中腹まで来たとき、刺激臭がたちこめ、シューという音を発する赤い巨大な物体を発見し
た。犬がほえるので、ライトを向けると、全身緑がかり、真っ赤な顔、オレンジ色に光った目を
持つ怪物が立っていた。はき気をもよおすような臭いがあたりをおおうと、怪物は動き始めた。
下部は草のしげみにかくされて、わからなかったが、宙にういてすべっているような動き方だっ
たという。
 この報告で武装団が出かけたが、現場に怪物は見えず、刺激臭がたちこめていた。


第四章 UFOと地球外生物

地球外生物の生態−−實吉達郎(さねよしたつお)氏
“UFO人の実例と分析(一)”

目撃例に見る形態と行動は

 UFOの搭乗者と何らかの交渉をした人々の証言から、UFO人の《行動》をうかがってみる。
すると、そこには意外と奇怪な行動はほとんどなく、決まったパターンばかりで、案外つまらな
い。しかし、地球的、人間的な行動しかしないからといって、これまでの証言がすべて地球人の
作り話、妄想とも言えないだろう。他の天体から来たから、完全に非地球的な行動をとるはずと
いう発想こそ「地球的」かもしれない。
 しかし、接触者たちの語るUFO人たちは、形態においては実に種々さまざまで、十分に奇っ
怪である。「フラット・ウッズの怪人」は、一九五二年九月、北米、西ヴァージニアでの目撃談
だが、身長三メートル、妙なヘルメット、ゴム引き綿のような服、体は灰緑色で、オレンジ色の
眼、まっ赤な顔面、シューシューという音と不快な臭気という特徴をもっていた。


UFO乗員の分析−−アイヴァン・T・サンダーソン博士(小泉源太郎氏 訳)
“形態と行動の特徴”

印象的な目の特徴

 目撃者が最も強い印象を受けているのは、その目である。どのタイプにも言えることで、「と
ても大きい」「にらみつける目」「つり上がった目」「アーモンドのような形」「まぶたがない」
そして、ほとんど「色がうすく」、黄色の場合が多い。深みのない黒、うすい灰色、明るい青と
いうものもある。
 そうした話がすべて本当であるかどうかは別として、ブラックストンで発見された「怪物」は
うす青い光線(放射エネルギー)を目から発していたというし、一九六六年から六七年にかけて
ウェストバージニアに出没した「モスマン」は、頭から赤みがかった「光線」を発射したという。
宇宙人女性らしきものに性交を強いられたブラジル青年は、相手の目が頭部の両側に達するほど
長かったと言っている。
 目は人間にとって有力な感覚だが、人間がかれらを見るように、かれらがわたしたち人間を見
ているかどうか、はなはだ疑問である。


第五章 UFO研究史−−南山 宏氏

UFO事件年表

一九五二 9・12
米、ウェストバージニア州フラット・ウッズで、少年たちが悪臭を放つ怪物と遭遇。
*******************************************
注)《》でくくった文は、原文中、傍点がふられている箇所である。例えば――
             ヽヽ
   原文での表記が「その瞬間」である場合、
   ここでの表記は「その《瞬間》」となる。

監修者:荒井欣一氏。編集責任者:南山 宏氏。
執筆者:小隅 黎氏、實吉達郎氏、アイヴァン・T・サンダーソン博士(Dr. Ivan T. Sanderson)、
    武内 裕氏、並木伸一郎氏、J・A・ハイネック博士(Dr. J. Allen Hynek)。
翻訳者:小泉源太郎氏。
コラム:UFOを感じる……横尾忠則氏。
    時間や次元をこえるUFO……手塚治虫氏。
    私のUFO体験……光瀬 龍氏。
装幀:稲田雅之氏。イラスト:大野一興氏、杉本一文氏、所 雅彦氏。

(目撃者たちをおびやかす! “フラットウッズ・モンスター”のメルヘンチックなカラーイラスト
が掲載されている。怪物が立っていたという地点に残っていた“二本の平行な溝”まで再現している
この口絵…すげぇ!)
【立風書房「UFO遭遇事典」南山 宏/責任編集、荒井欣一/監修(1980年発行)より抜粋】

●参考文献

秋田書店『マカロニほうれん荘』〔第4巻〕鴨川つばめ/著(1978年発行)
秋田書店『世界の円盤ミステリー』南山 宏/著(1968年発行。1984年改訂)
フレーベル館『空飛ぶ円盤びっくりUFO大事典』南山 宏/著(1976年発行)
小学館コロタン文庫4『UFO全(オール)百科』南山 宏/監修(1977年発行)
立風書房『UFO遭遇事典』南山 宏/責任編集、荒井欣一/監修(1980年発行)
二見書房『オーパーツの謎』南山 宏/著(1993年発行)
二見書房『世界のUFO』中岡俊哉/著(1975年発行)
青春出版社『人類は地球人だけではなかった』矢追純一/著(1982年発行)
グリーンアロー出版社『宇宙人の死体写真集』中村省三/編・著(1989年発行)
グリーンアロー出版社『宇宙人大図鑑』中村省三/著(1997年発行)
文藝春秋『文藝春秋デラックス』特集「UFOと宇宙船」(1978年8月号)
白夜書房『写真時代』矢追純一「これが宇宙人の写真だ!?」(1982年9月号)
大日本絵画『月刊モデルグラフィックス』(1986年9月号 Vol.23)
                   (1995年5月号 Vol.126)

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